第一種動物取扱業申請手続(3)

週明けの11月24日(火)(前日は祝日)、「動物取扱責任者事前研修申込書」をFAXで送った翌日、11月25日(水)に、「動物取扱責任者事前研修について(ご案内)」の公文書が郵送されてきました。とても手際がよいと感じました。書類には、研修の流れ、研修当日に申請手続するときの確認事項などが書かれていました。研修修了時にテストを実施することも書かれています。時間がありませんが、再勉強することになりました。

 12月1日(火)の午後、「動物取扱責任者事前研修」がありました。研修が始まる前に、受付で研修受付とともに申請書を提出します。研修を受けている間に、職員が申請書の審査をするという手順です。申請書に不備や修正が必要な個所が見つかった場合は、研修の合間の休憩時間に職員から丁寧に教えていただけます。研修は第一部が関係法令、第二部が感染症、です。講師は行政職員と専門職員(獣医師)です。第二部終了後にテストがあります。研修生が設問に取組み、そのあとで、職員から答え合わせと解説があります。このテストを終えると、「動物取扱責任者研修修了証」が交付され、事前に申請書を提出して、申請書を正式に受理された人には、「第一種動物取扱業登録証」に記載する登録日(効力を発する日)などについて職員と打合せを行い(登録証が送付されるのは、登録日から1週間前後であることも、このときに伝えられます。)、この日は終了です。

12月7日(月)の夕方、東京都動物愛護相談センター業務係から登録番号についてのお知らせの電話がありました。
翌12月8日(火)に、東京都動物愛護相談センター業務係から登録証を発送した旨のお知らせのFAXがありました。
翌12月9日(水)に、「第一種動物取扱業登録証」が簡易書留で届きました。

 以上が、第一種動物取扱責任者研修申込から登録までの(わたくしの場合の)実例と、その解説です。手続き作業の開始から完了まで、2015(平成27)年11月19日(木)から同年12月9日(水)の間のできごとでした。
 実際に自ら手続きをして感じたことは、東京都動物愛護相談センター職員の皆さまがそれぞれ動物への深い愛情をお持ちであることが伝わってきたこと、そして、対応が丁寧で、かつとても迅速なことです。そして、このセンターの職員の皆さまは、動物取扱責任者となられる方々と直接接する機会(この研修のような)を大切にしているのではないかと強く感じました。人と動物との共通感染症については、愛するからこそお互いに(人と動物が)予防するのだ、という考え方、これは、研修を直接受けなければわからなかったことだと思います。東京都動物愛護相談センター職員の皆様にこの場を借りて謝意を記し、本稿を終わります。

2015年12月28日